気になることだけ

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夏場の汗疹を防ぐために体の肌断食を行った結果。

毎年、五月になると背中とお尻に湿疹が出始める。汗疹なのか汗荒れなのかわからないが、自分の汗で荒れていることは確かだった。

原因が分かっているのに病院に行くのも嫌だなと思い、市販薬(ステロイド入り)を使ってみたものの、すぐに効かなくなった。

毎日のように常用すると使い物にならなくなるらしい。

 

自分での対処に限界を覚えたので皮膚科に頼ることにするも、基本的にステロイド軟膏とヘパリン性類似物質ローション(クリーム)を処方されて終わる。

これらも最初は効果バツグンだが、使い続けていくうちに肌の免疫力が落ちてブツブツが増える原因と化した。ステロイドの副作用だと思われる。

 

やることも頼る所もなくなり、少し落ち込んでいた日に肌断食を思い出した。顔が肌断食で綺麗になったのなら、体だって同じはず。

その日から保湿と洗いをやめることにした。

冬場に始めたことで最初は余計に乾燥を感じたが、あえてワセリンは塗らなかった。肌断食でワセリンも塗らないパターンも体験してみたかったからだ。

また、顔と同じく、体の肌断食でも好転反応が起こる。

私の場合は背中だった。

主に吹き出物が出るだけだが、保湿をしない分、治りが遅くて跡が残りやすい。少しずつ薄くはなってきたが、いまだにまだ残っている。

乾燥と角栓、かゆみがメインの顔の好転反応とは少し種類が違うらしい。

 

そんなこんなで今年の五月。

今年も汗疹でやられるのか?と四月から不安だったが、五月に入っても汗疹ができる気配がない。

六月になっても背中とお尻は綺麗なまま。感動した。

体も肌断食をして良かった!とルンルンで過ごしていた六月の終わり、お尻に赤いポツポツが少し出始める。

「汗をかいてないから」と散歩後のシャワーを一回サボったせいだった。汗疹が出来なくなっても汗はこまめに拭いた方がいいのねと学習する。


早い内に対処しなければと皮膚科で貰った余りのローションを塗ろうか迷ったが、今年の汗疹はいつもと少し違うことに気付いた。

肌断食前の汗疹はすぐに悪化してトビヒ状態になったり、汗疹の中に大量の白ニキビができていたのに、今年の汗疹にはそれがない。いくつかのポツポツだけ。

しかもこまめにシャワーを浴びて患部を綺麗にし、下着を変えるだけで良くなる。

肌断食様様だ。

 

今回、ちょっとの油断で汗疹が出来てしまったが、肌断食は顔だけではなく、体にも効果があることがわかった。

体の肌断食は顔と違って目に見えての綺麗さはないが、何かの症状が出たときにその効果をしっかりと感じることが出来る。

同じように汗疹に毎年悩んでいる方がいるなら、体の肌断食を試してみてほしい。