気になることだけ

日常で気になった事を書いています。エンタメ、暮らし、美容、恋愛、資格。ジャンルは絞れませんでした。

トレーニング後の眠気対策と食事制限のあり方。太りたくないなら筋肉をつけよう。

運動後に必ず、ゆで卵を一つ食べる。

タンパク質の補給と眠気対策が目的だが、眠気にはあまり効いていない。それなのに何故、ゆで卵を食べ続けているかというと単純に黄味の味が好きだからだ。

冷ましたゆで卵の黄身も十分美味しいが、出来立てのゆで卵の黄身は桁違いに美味しい。ホクホクのさつまいもを食べた時のあの感じに似ていて、食べると自然と心も温たまる。

ただ、普通に考えてゆで卵一つのために毎日お湯を沸かすのはコスパと効率が悪過ぎるので、三日に一度の楽しみぐらいに留めておいた方がいい気はする。

本当に濃厚で美味しいので、是非試してみてほしい。

 

以前、何が一番、運動後の眠気に効果があるのかを実験したことがあった。

メンバーはおにぎり、飴、チョコ、キャンディーチーズ、揚げ餅、素焼き無塩アーモンド、大粒ラムネ、無塩ポテトチップス(小袋)、チーズケーキ。

全部、家で余っていた物だ。私が気に入っている物でもある。米派なのでパンは入れなかった。

実験前は糖質が取れるおにぎりかラムネだろうと思っていたが、意外にもこの中で一番眠くならなかった食べ物はチーズケーキだった。

おそらく、塩分や脂質、糖質、タンパク質がこれ一つで取れるからだと思う。

それなら、ゆで卵やおにぎりを食べても眠気が消えなかったのは何故なのか?

脂質、糖質、塩分が取れる揚げ餅でも結果は変わらずだったので、単に塩分と脂質が足りていなかったからではないらしい。きっと全部の栄養素が程良く入っていること、きちんとお腹にたまることが眠気に効く条件なのかもしれない。

「あー眠い!とりあえず何か食べておこう」が間違っているわけではないと思うが、しっかりと効果を感じたいのなら、”栄養素をバランス良く摂取出来るか?”に着目した方が良い気はする。

私の場合はチーズケーキだったが、人によって足りていない栄養素も違うので、間違いなく個人差はあると思う。

他の人達は何の食べ物が合うんだろう。

 

それと、「せっかく運動したのにチーズケーキはちょっと…」という声が聞こえてきそうだが、自分に合った運動と食事管理が日頃から出来ていれば太りはしない。

現に私は、運動後にチーズケーキを食べても翌日の体脂肪率はしっかり減っている。見合った量を適切なタイミングで摂取すれば問題ない。

 

私の知人で、もの凄くダイエットに勤しんでいる子がいる。

普段の食事は食べないか少しだけ、あるいはお酒だけ。ジムにも通い、痩身エステにも行ったりしているらしい。しかし、何かを食べるとすぐに体重が増えてしまうようで、「痩せなきゃ」と口にすることが多い。

なので、プライベートで一緒にご飯を食べようとなったときや、彼女の誕生日お祝いに何かを食べに行くとなったときは、カロリーが低くてヘルシーな物が食べたいと言う。

普段食べないから、食べたときに太るんじゃないかと私は思うが、彼女にはそういう考えはないらしい。

おそらく、”カロリーを取る=太る”に縛られすぎて、何が本当の原因なのかを客観的に探れなくなっているんだと思う。

また、彼女は体の内側からの改善には関心がないらしく、お通じも一週間に一度あればいい方だと言っていた。この、外見の改善にしか目を向けないことも、終わりのないダイエットを助長させている原因の一つだと思う。

 

「意図的に、極端にカロリーを制限する。」

これは、アスリートやボディービルダーのように何かの大会に出場するぐらい、体と食事に特化している人ならともかく、何の大会にも出ない、スーパーモデルになりたいわけでもない、ただの自己満足で痩せたいだけの女の子には危なすぎる。

痩せよう痩せようと気持ちが強すぎると、「もっと!」となってしまうからだ。年齢が若い人ほど抜け出せなくなってしまう。

当時、高校生だった私はそれで生理機能が止まってしまった。

肌はボロボロ、体は骨張り、生理が来ても三ヶ月に一度。自分が細すぎるなんてこれっぽっちも思わない。

大人になり、健康の意味が何となく分かった今ではもう考えられないが、若かったからとはいえ、「なんて怖いことをしていたんだろう」とゾッとする。

取り返しのつかないことになる前に抜け出せて良かったと本当に思う。

 

「若さ」でマウントを取れなくなってきたように、ただ細いだけ、体重が軽いだけで自信を持つのはもう時代遅れだ。

反対に、健康的な綺麗さには流行り廃りはない。

適切な食事をしっかり取り、運動をして筋肉をつける。内側と外側、両方からアプローチすることで食べても太りにくい体になり、代謝が上がることで、常にリバウンドしにくい体にもなる。

自分を苦しめるダイエットをしがち、異性から求められがちな女性達が少しでも減ればいいなと思う。